リーダシップとは?これからの世に必要な事は?
ちきりんさんの正体とされる伊賀泰代さんの著書に「採用基準」という本があります。
- 作者: 伊賀泰代
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本のテーマはずばり「リーダーシップ」
これからの世界で必要とされるリーダーシップとは何かが存分に述べられています。
ちきりんさんのブログの記事に「なんで全員にリーダーシップを求めるのか」
と言う記事がありますが、これと同じ内容が本にも書いてありました(笑)
さて、日本でリーダーシップを取ろうとすると、その人に責任も雑務もすべて押し付けられる傾向にあります。
本来のリーダーシップとは「決める事」です。
決定権があるからこそ矢面に立つ意味があるのであって、雑務などを積極的にやる為にリーダーシップを取るものではありません。
しかし、なぜか日本ではリーダーに対して仕事をすべて押し付けます。
「やりたい人にやらせればいい」的な考えが根底にあるのでしょう。
結果、すべてを押し付けられるのを嫌い、誰一人としてリーダシップを取る事がなくなります。
またリーダー経験がある人が極端に少ないのも事実です。
就職活動で「リーダー経験があります!」と言う人が少なく
「サークルのサブリーダーでした」と言う人が多いのはその為です。
日本ではさらにリーダーよりも調整役の方が好まれる傾向にあるのです。
リーダーのわがままを調整する人・・・うーんいかにも日本的。
これからはただ何となく働く人よりも、
やりたい事がある人が求められる世の中になります。
そしてやりたい事を実現する為には、リーダーシップをとる事が必要不可欠になります。
リーダーシップとはよく自動車の運転に例えられます。
自動車を運転すると、景色を楽しめなかったり、同乗者の命を預かる責任が発生したり・・・
でもハンドルを握る楽しさと、自分の行きたい所に行ける自由さが運転の醍醐味です。
一度ハンドルを握ってしまえば、その楽しさは忘れられません。
雑務をする事がリーダではないのです。行き先を決め、自ら舵をとり、自由にする事。
それこそがリーダなのです。