直接民主主義って不可能なの?
最近、間接民主主義にある種の限界を感じています。
というのも自民党が先の選挙で圧勝しましたが、
中には憲法改正に反対だけど自民党に投票した方もいらしたはず。
「自民党は選挙公約に憲法改正と書いた!」と言われてしまって
憲法改正に賛成とみなされてしまっています。
そう言う事が起こってしまうのが間接民主主義の悪い所です。
間接民主主義が成立した頃はそういうデメリットに目をつむれるだけのメリットがあったわけです。
直接民主主義にしてしまうと、スイスみたいにどこか一カ所に集まって国民みんなで法律を決める必要があります。
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=33539920
これって結構手間ですよね。
だから多くの国では代表を選挙で選ぶ間接民主主義を採用している訳です。
でもこれは昔の話。
今はネットやらスマホやらが発達していて
一カ所に集まらなくてもある法案に賛成か、反対かの意思表示をする事ができます。
直接民主主義のめんどくさい面がネットの発達によって取り除かれているのです。
もちろんその他にも障害や問題はあると思いますが、
それ以上にメリットも大きいです。
例えば若い人なんかは政治に関心を持つだろうし、
一票の格差問題も無くなります。
ITの力を使って直接民主主義って不可能なの?
「デモ」とは何か―変貌する直接民主主義 (NHKブックス No.1190)
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