雑記

由なし事を書き綴るだけ

試作品は短い時間で作りましょう

スタンフォード白熱教室2回目の内容の要点を要約した物です。

 

試作品を作る際は短い時間で作りましょう。

試作品とは、顧客からフィードバックを得るために作る物です。

だから実際に使える物じゃなくて良いのです。

(ただし、商品のコンセプトは伝わる物にしましょう。)

大切なのは自分の身の回りにある物で試作品を作る事です。

 

試作品を作るときに、時間と手間とお金をかけて作った場合は、

その試作品に対して思い入れができてしまいます。

その結果、顧客に「こんな商品いらなーい」って言われたときのショックが大きくなってしまいます。

何のための試作品か分かりませんね。

ダメだしされても傷つかないようにするために、

大雑把にさっさと作ってしまって、さっさと捨ててしまいましょう。

 

もう一度言います、試作品はフィードバックを得るための物です。

 

設計する上で5つのプロセスがあります。

定義、考察、試作、検証、共感 です。

これらの5つのプロセスは輪のように何度も何度も繰り返します。

設計には反復が大切なのです。

そして検証は上手くいかなくても構いません。

これら5つのプロセスの順番にこだわる必要はありません。

ステップを1つ飛ばしても、前に戻っても良いのです。

大切なのは

自分が今、どのステップにいるかを把握する事です。

 

試作品を作りながらアイディアを出す事もブレインストーミングの手法の一つです。

なにか試作品を作っているときにアイディアが浮かぶ事だってあるのです。

そして実際に試作品は完成させる必要は無いのです。

 

チャンスは名札のような小さな物にだってあります。

どこにでもチャンスは転がっているのです。

問題点を言い換えることで、アイディアはたくさん出てくるのです。

 

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