権堂縁台将棋大会 2013
2012年の縁台将棋は
http://nonbiriya21.hatenablog.com/entry/2012/10/14/210355
をご覧ください。
今年も権堂商店街のアーケードをお借りして縁台将棋イベントを開催しました。
将棋で70名
どうぶつしょうぎで20名
の参加があり大好評の一日でした。
今年は新しく、指導将棋のコーナーを設置。
長野県出身の女流棋士、長沢女流四段にお越しいただきました。
3面指しで指導将棋に対応していただきました。
良かった点
・集客能力が抜群。
指導将棋を受けなくても、県内のアマ強豪が来ていらっしゃいました。
去年の何倍もの参加者があったのは長沢女流の参加があっての事だと思います。
・広報がしやすかった。
「女流棋士がくる!」と一言言えば注目度が上がります。
悪かった点
・指導対局を受けれた人が一部の人だけだった。
アマ強豪だけが受けてたような・・・・通りがかった人が指導受けてたかな??
どうぶつしょうぎは小さなお子さんがたくさん参加してくれました。
午前中はポツポツと人が来ている感じでしたが、午後からはどうぶつしょうぎコーナーにもたくさん人がいらしてくれました。
はじめての方にはルール説明を行い、楽しんでいただけました。
これをきっかけに将棋やどうぶつしょうぎに興味を持っていただけたと思います。
良かった点
・積極的な声かけで、どうぶつしょうぎに興味ある人に参加してもらえた。
・ルール説明から行って、新たなどうぶつしょうぎ人口を獲得できた。
・将棋強い人にもどうぶつしょうぎに興味を持ってもらえた。
悪かった点
・午後の時間で駒が不足して、自作の紙の盤で対応せざるを得なかった。
・第三回どうぶつしょうぎのかいのビラが配りきれなかった。
(配りきるだけの人が来なかった。)
・運営側の人数が足りなかった。声かけ、ルール説明、対局する人で3名〜4名は必要。
自由対局コーナーも去年の何倍もの人が参加してくれました。
指導対局を受けなかった人や、将棋好き、県内強豪などが自由対局コーナーで対局していました。
16面設置しましたが、一時はすべての盤が埋まる時もありました。
10時から16時までずっと居てくれる方もいらっしゃっり、有り難かったです。
良かった点
・大盛況。すべての盤面が埋まったのは俺もびっくり。
・ずらりと並んだ盤面に、権堂商店街を行く人も大注目。
悪かった点
・みんな見知った顔としか将棋を指してない。もっと交流の場にしてほしい。
・道行く人はほとんど指さなかった。縁台将棋目的で来ている人がほとんどだった。
(将棋ファンの新規開拓ができなかった。)
全体
商店街の視点から見ると半分成功、半分失敗です。
普段、権堂商店街に来ない人が縁台将棋目的でたくさん来てくれました。
そういう意味では成功です。
しかし、一方で商店街でお金を使った人はどれほど居るのでしょうか。
このようなイベントに「タダだから」と寄生していてはいけません。
お昼はせめて商店街のお店で食べるなどして、商店街の活性化に協力してほしかったです。
イベントを開催しても費用対効果が低いと見られれば、商店街での縁台将棋イベントの開催は今後難しくなるでしょう。
将棋の視点から見ると失敗です。
今回のイベントで将棋に興味を持ってくれた人が果たしてどれだけ居るのでしょうか。
見知った仲間だけで集まって将棋指すのであればどこでも良いはずです。
せっかくアーケードを借りて、人目につくところで将棋をしているのだから
新しい将棋ファンを獲得しようと言う姿勢が欲しかったですが、
運営側にもそのような意識は低かったです。
どうぶつしょうぎの視点から見ると大成功でした。
12月のどうぶつしょうぎのかいの宣伝を行う事ができ、
どうぶつしょうぎのルール説明を行うことで新たなどうぶつしょうぎファンを獲得し、
将棋に興味を持ってもらうきっかけを作れました。
今回が2回目の縁台将棋でした。
モラトリアムは今回までで、次回は結果が求められます。
たくさんの将棋ファンに参加してもらい、商店街にもメリットがある。
新たな将棋仲間も増える。
そういうイベントに権堂縁台将棋を育てていきたいです。