雑記

由なし事を書き綴るだけ

常識を打ち破る手法 〜最悪の解決案を考える〜

革新的なアイディアを出すにはブレインストーミングだけでは不十分です。

実際にブレインストーミングをやってみると、ありきたりなアイディアはたくさん出ても

画期的なアイディアはなかなか出てきません。

そこでありきたりなアイディアから常識を打ち破り、面白いアイディアを出す手法を紹介したいと思います。

 

ブレストのテーマを「最高の家族旅行を考える」と設定しましょう。

1、まずは普通に「最高の家族旅行」をブレインストーミングで考えます。

 

2、その後、今度は反対に「最悪の家族旅行」を考えます。

 

3、最後に、2の「最悪の家族旅行」で出てきたアイディアをそのまま流用し

  再び「最高の家族旅行」を考えます。

 

従来と反対の事を考える事で、考えの幅が大きく広がります。

どんなに悪いアイディアでも視点を変えると良いアイディアになるのです。

「最悪に思えるアイディアでも捨てるな!」これはブレストの基本的なコツです。

ブレストに最悪のアイディアなんて無いのです。すべてのアイディアを可能性として捉えるべきなのです。

 

 

奇抜なアイディアは出にくい物です。

そこで多くの企業で使われている奇抜なアイディアを出す方法を紹介します。

1. まず常識をすべて出します。

たとえばファーストフード店の常識だと、安いとか、早いとか、体に悪いとか・・・

2. 1.で出た常識を誇張します。

安い→タダ 早い→オーダした瞬間に出てくる 体に悪い→毒

3. 1.で出た常識と反対の事を書きます。

安い→高い 早い→オーダーしても出てこない 体に悪い→ガンが治る

4.  2. と3.で出たものを1つずつ選び、それらを組み合わせてアイディアを出します。

 

変なアイディアを出す方が面白く、ブレインストーミングは盛り上がります。

また最悪のアイディアを出すと言う事は、自身の分別を取り払う事です。

 

何かアイディアを出すのに行き詰まった場合、これらの手法を試してみてください。

 

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義