雑記

由なし事を書き綴るだけ

将棋ビジネスを考える

今日から数回に渡って将棋ビジネスについて書きたいと思います。

先日の縁台将棋のイベントから感じた事がたくさんあります。

そこから感じた将棋ビジネスの可能性を、荒削りながらも書き留めておこうと思います。

 

縁台将棋イベントのまとめはこちら→ http://nonbiriya21.hatenablog.com/entry/2012/10/14/210355

 

最初はどうぶつしょうぎについて感じた事を述べたいと思います。

どうぶつしょうぎは子供向けの縮小版の将棋です。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002FL3WVG/nonbiriya21-22/ref=nosim/

 

縁台将棋にどうぶつしょうぎを置くときは不安でいっぱいでした。

子供達が興味を持ってくれなかったらどうしよう。

ちゃんとルールをおしえられるかな?

そんな気持ちで当日を迎えました。

 

そんな不安とは裏腹にどうぶつしょうぎは大盛況でした。

商店街を通り過ぎる子供達はみんな「あ、どうぶつしょうぎだ!」と言ってくれました。

聞くと「学校に持ってきてる人がいる」とか「友達が持ってる」とか。

予想以上にどうぶつしょうぎの知名度は高かったです。

また子供が子供を呼びます。

子供がどうぶつしょうぎに群がっていると、その様子を他の子供が見に来ます。

同世代の子達が集まっているとついつい覗きたくなるのですね。

 

そんな一方で親御さんはどうぶつしょうぎを知らない人が多かったです。

あるいはどうぶつしょうぎを知っていても、「難しそう」と敬遠される人もいらっしゃいました。

子供達の中では知名度が高いのに、親御さん達にはそんなに知られていない。

まだまだマーケティングが不十分だと感じました。

 

また「どうぶつしょうぎ、欲しいんだけどどこに売ってるの?」

と質問される事が多々ありました。

その場で売ってあげれたら良かったと今でも後悔しています。

 

どうぶつしょうぎのルールを知らない子にレクチャーしてみました。

駒が少ないのでルール説明はすぐに終わります。

だから子供は飽きずにルール説明を聞いてくれて、すぐにゲームを始める事ができました。

また1局もすぐに終わるので、気軽に始めやすいと感じました。

しょうぎに関係ないようなイベントでどうぶつしょうぎブースを作れば

必ず人が集まって来ると確信しました。

 

 

このように商店街のイベントとか、人が集まるようなイベント(お祭り)で

縁台どうぶつしょうぎをやる価値はあります。

将棋大会という枠から出てみる事が大切です。

そしてどうぶつしょうぎイベントで、どうぶつしょうぎを販売する事も必要です。

教育熱心な親御さんならかならずどうぶつしょうぎは買ってくれます。

たこ焼きが500円とかクレープが500円するようなお祭りならば、1500円ならそれほど高く感じません。

そしてこのイベントへの出店は将棋を知ってる人なら誰でもできます。

ビジネスとして成立しているかどうかは分かりませんが、

お祭りの際のちょっとしたお小遣い稼ぎ程度には儲かるでしょう。

 

またどうぶつしょうぎ大会があっても面白いと思いました。

ルールが簡単で誰にでもすぐに覚えられるので

午前中にどうぶつしょうぎをレクチャーして、午後から大会。

親御さん向けにどうぶつしょうぎを販売することで商売を成立させます。

 

子供の伝搬力はすごいものがあって

例えばミニ四駆ポケモンなどコロコロコミックで取り上げられたものは

小学校での休み時間の話題になり、

「みんな持ってるから俺も買う!」

という流れでブームが作られました。

 

子供の伝搬力を有効に使えば、きっと良いマーケティングが行えます。

これはどうぶつしょうぎに限らず一般に言える事です。

 

どうぶつしょうぎ

どうぶつしょうぎ