初心者と中級者と上級者と超上級者の違い
趣味も仕事も運動も、初心者、中級者、上級者って感じでレベルが分かれています。
技術が上達するにつれて
初級者→中級者→上級者とステップアップしていくのですが
何ができたらステップアップしていくのでしょうかまとめてみました。
また、なかなか上達せずにステップアップができず中級者で留まっている人へは
ステップアップのヒントになればいいと思います。
初心者
どのような動作もおぼつきません。
簡単な動作、基本的な動作一つとっても上手にできません。
一つ一つ頭で考えて意識しながら動作を行います。
ピアノなら片手練習や簡単な曲の繰り返し
野球ならキャッチボールなど
この時期は一番つまらない練習の繰り返しです。
中級者
初心者の間は、ぎこちなかった基本的な動作も意識せずにできるようになります。
誰かに指導を受けなくても自分でやるべき事が分かっている状態です。
初心者から中級者へは基本的な動作を何度も繰り返す事で
だれでもステップアップできます。
上級者
中級者から上級者へステップアップするには
中級者の頃には意識せずにできていた基本的な動作をもう一度意識して行う必要があります。
もう一度初心者に戻ったつもりで、一つ一つの動作を分解して
基本的な動作の練習を繰り返します。
「基本が一番大切」という人の多くは上級者です。
超上級者
上級者から超上級者へステップアップするには、今までと全く逆の事をする必要があります。
初心者の頃に「ダメ」と言われていた事をあえてやります。
なぜダメなのかを実際に試してみて、自らの体験としてダメな理由を説明できるようになった状態が超上級者です。
ここで大切な事があり、中級者→超上級者みたいに一気にステップアップはできません。
順番に初心者→中級者→上級者→超上級者とステップアップするしか無いのです。
もし超上級者の条件を満たしていても、基本動作の見直しを行っていなければその人は中級者です。
中級者でストップしてしまっている人の多くは基礎をおろそかにしている人です。
中には、「上級者になるには何か特別な事をしなければならない!」と思い込んでいる人も居ます。
どの道のプロも「まずは基本が大切」と口を揃えて言います。
上達するには特別な訓練は必要ないのです。
プロ野球の練習を見に行くと誰も特別な練習はしていません。
彼らもまた中級者のときに基礎的な練習を1から見直して上級者へとなったのです。
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